時期と時季の使い分け方を詳しく解説!横文字に変換でバッチリ!

見慣れた言葉「時期」

読めるし、もちろん意味も分かりますよね。

しかし日本語というものは複雑で、「時季」という言葉もあります。

読みは同じだけど漢字が違うこの時期と時季、「こんな場合にはどっちが正しいの?」と混乱してしまうもののひとつですよね。

今回はそんな時期と時季の「使い方」や「使い分ける方法」を分かりやすくまとめてみました!

 

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時期の意味と使い方

まずはなじみの深い「時期」についてみていきましょう。

 

時期(ジキ)とは!

1 ある幅をもった時。期間。「入学の―」「―が重なる」
2 その時。そのおり。「―が来ればわかる」

(出典:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/94708/meaning/m0u/)

うーん…まあ意味は分かるんですけど、決定的なこれ!という見分け方が見つからないですよね。

続いて時期の“期”の意味を見てみましょう。

 

【期(キ)】とは!

1 ある一定の期間。定められた時期。接尾語的にも用いられる。「少年―」「第二―工事」
2 時機。機会。「―が訪れる」
3 《age》地質年代の区分の最小の単位。世 (せい) をさらに細分したもの。

(出典:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/50171/meaning/m0u/%E6%9C%9F/)

気になる言葉が出てきました。

「期間」という言葉がどちらにも共通することから、時間に対する概念が強いことが分かるかと思います。

もっと分かりやすくするために、「2 時機。機会。」これについてもう少し掘り下げてみましょう。

 

【時機(ジキ)】とは!

何かを行うのによい機会。しおどき。しお。「―を見て行動する」「―到来」

(出典:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/94709/meaning/m0u/%E6%99%82%E6%A9%9F/)

 

【機会(キカイ)】とは!

事をするのに最も都合のよい時機。ちょうどよい折。チャンス。「抜け出す―をうかがう」「絶好の―を逃す」

(出典:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/50595/meaning/m0u/%E6%A9%9F%E4%BC%9A/)

なんとなく指し示すものが定まってきましたか?

続いて時期をそのままの意味でとらえている言葉をご紹介しましょう。

 

 時期尚早(ジキショウソウ)

[名・形動]あることを行うにはまだ早すぎること。また、そのさま。「実行には―だ」「―な登用」

(出典:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/94860/meaning/m0u/%E6%99%82%E6%9C%9F/)

ここまで来るとはっきりと分かってきましたね。

時期の使い方はつまり、「時間」を表すときに使うのが正しい使い方なのです。

 

まだちょっと分かりにくいという方のために、


横文字で表現してみると…

 こんな言葉に置き換えることが出来ます!

  • タイミング
  • チャンス


上からいくつか例文に当てはまるかみていきましょう。

  • 「入学の―」=「入学のタイミング」「入学のチャンス」
  • 「―が重なる」=「タイミングが重なる」「チャンスが重なる」
  • 「―が来ればわかる」=「タイミングが来ればわかる」「チャンスが来ればわかる」
いかがですか?

「タイミング」もしくは「チャンス」の双方もしくはいずれかで、「時期」の意味をきちんと持ちながら置き換えられていませんか?

 

時季の意味と使い方

続いて「時季」についても見ていきましょう。

 

【時季(ジキ)】とは!

季節。特に、1年のうち、そのことが盛んに行われたり、そのことに最もふさわしかったりする時期。シーズン。「行楽の―」「―外れ」

(出典:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/94707/meaning/m0u/%E6%99%82%E5%AD%A3/)

とっても分かりやすい言葉が出てきましたね♪

「季節」…つまり春夏秋冬のいずれかを表現するというのが前提なわけです。


さらに「そのことに最もふさわしかったりする“時期”」ということは、

 時期】のなかの種類に【時季】がある

ということになります。

季という字は単純に見て「季節」の季ですから、何を示すかわかりやすいですよね。

 

意味はわかるけど使い方がいまいち分からない!


という場合に参考にしてほしいのが、さきほどの横文字による言い換えです。

「季節も含むけど、時期も含んでない?」という絶妙な日本語を正しく使うために、最後にチェックしておきましょう!

時季において置き換えのできる横文字は、「シーズン」です。

「行楽のシーズン」「シーズンの外れ」意味がしっかりと伝わってきますよね。

ポイントとしては季節の要素を含むものについてしか使用できないというところなので、忘れずにおさえておきましょう。

 

時期・時季の違いと使い分け【まとめ】

さて、時期と時季の違いや使い分けについてはOKですか?

ちゃんと理解できているかチェックするために、いくつかの例題とまとめを作っておきました!

 

《時期?時季?使い分けクイズ》

  1. 桜のジキには思い入れがある
  2. そろそろ諦めなければならないジキなのだろうか
  3. クリスマスのジキには街中が輝いている
  4. 君との幸せなジキを忘れない
  5. ジキはずれの雪が降る
  6. もうそろそろ娘が帰ってくるジキだ
  7. 今年も海のジキがはじまった
答えはのちほど、まとめと一緒に解説していきますね!

 

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《時期?時季?使い分けまとめ》

さて、もう時期と時季の使い分けは完璧ですか?

答え合わせをしながら確認していきましょう♪



 
  • 桜の時季には思い入れがある
桜といえば春なので、四季をあらわす「ジキ」は季節のほうの時季になります。

もちろん「桜のシーズンには思い入れがある」とも言い換えられますね。

 
  • そろそろ諦めなければならない時期なのだろうか
タイミングや頃合いと置き換えられる、この場合は時期を使います。

 
  • クリスマスの時季には街中が輝いている
クリスマスということで、季節感を感じられるために時季を使うのが良いでしょう。

クリスマスのシーズンと置き換えても違和感がないのでバッチリですね。

 
  • 君との幸せな時期(時季)を忘れない
これはどちらも使える可能性があります。

というのも、この幸せな時に季節が関連するか否かなんですね。

幸せな時というのが何らかの季節と結びつく場合、時季のほうが好ましいでしょう。

 
  • 時期はずれの雪が降る
これもどちらでも当てはまる…と思いがちな文章ですが、雪というのは基本的に冬にしか降りませんよね。

時期はずれの雪ということは、普段雪が決まって降る時期ではないということです。

普段と違うということから、「期間」という意味の時期を当てはめておくのが良いでしょう。

 
  • もうそろそろ娘が帰ってくる時期(時季)
これもどちらも当てはまります。

さきほど同様、娘が帰ってくる時期が例えば「正月」だとか「春」「お盆」など定まっている場合には、時季のほうが良いでしょうね。

 
  • 今年も海の時季がはじまった
これも一瞬迷いますが、海の時季ということは、盛んに海に行く真夏の時期だといえるでしょう。


 

すべて「時期」でも大丈夫?!

上でもお話ししましたが、基本的に「時季」というのは、時期の中の一部なので全部「時期」としてもNGではありません。

ただし、日本のワビサビであったり、日本語としての奥ゆかしい情緒のある表現をするのであれば、しっかりと使い分けておくのがおすすめです。

そしてこれらを完璧に使いこなせる素敵な大人になりたいものですね(*^^)v

 

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