旧暦とは!新暦との違い・ズレ&それぞれの季節区分などわかりやすく

現代のように、電気も無ければ天気予報もない…そんな時代に人々はどんな風に生活していたのか。

日常生活や季節の移り変わりの目安はどうしていたのかというと、これらはすべて、自然のなかから読み取っていたんですよね。

今では想像もつかないので普段は忘れがちですが、たまにニュースなどで旧暦でいうと…なんて言葉を耳にすると、

現在は“新暦”に基づいて暦を決めて認識しているんだなぁ~…と改めて思い直したりします。

そこでふと、気になりました。

わたし
旧暦と新暦の違いは具体的になんなの?

ということで、今回のメニューはこちら。

  • 旧暦とは!新暦との違いズレについて
  • 旧暦の季節区分について
  • 旧暦だと新年はいつ?
ぜひ一緒にチェックしておいてくださいね♪

 

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旧暦とは!新暦との違いやズレについて

まずは、旧暦と新暦の関係性についてチェックしていきましょう。

そもそも旧暦とはなんなのか簡単に説明していきますね。

 

《旧暦とは?》

明治時代のはじめごろまで使われていた暦で、今現在でも多くの行事や季節区分などにおいて、重要な基準の役割を担っています。

そもそもは、太陰暦(たいいんれき)という、月の満ち欠けにより1カ月と考える暦でした。


 

新月がその月の一日で、満月が十五日としていましたが、ただ、月の満ち欠けの周期は29日なんです!

これではどんどんズレが生じてきてしまいますよね。

そこで、太陽が地球の周りを回る周期に基づいて決められる暦である太陽暦(たいようれき)が組み合わさります。

太陽の一回帰年を24等分した「二十四節気(せっき)」と呼ばれる季節の区分が加えられ、さらには、「雑節(ざっせつ)」という区分も取り入れられました。

「雑節(ざっせつ)」とは、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた特別な日のことです。


つまり旧暦とは、

 太陰暦と太陽暦を組み合わせた太陰太陽暦(たいいんたいようれき)に基づいて決められた暦のことなんです。

 

閏(うるう)年と閏(うるう)月

今現在の閏(うるう)年は、【4年に1度、1日(2月29日)を足す】ものですが、

旧暦では、閏月(うるうづき)と呼ばれる、【3年に1度、1カ月足す方法(=3年に1度、1年が13か月になる)】によって、季節とのズレの修正をしていました。

なんともややこしそうですね…

例えば、こんなやり取りが成立していたのかもしれませんよ。

明日から4月だよね!気を引き締めていかないと!

わたし
閏月だから、来月も3月ですけど…

ちなみに、閏月は月名が決められないため、直前の月名に「閏(うるう)」をつけて呼びます。(例:閏3月・閏9月など)

 

《旧暦と新暦の違いは?》

旧暦については説明しましたが、旧暦と新暦は別物でありながら、どこがどう違うのか分かりにくいですよね。

いくつか具体的に説明していきましょう。

 

調整の方法

さきほども少し触れましたが、旧暦では、うるう年ではなく閏月というものが使われていました。

3年に1度13月が来るというわけなのですが、日本は四季といわれるように4つの季節で分かれているため、農家などの季節でスケジュールを組む人たちは大変困ったそうです。


 

新暦に変わり、閏(うるう)年である4年に1度1日足すだけでよくなったことで、大きなズレもなく過ごせるようになったのです。

 

他国においての暦

現在の日本で使われている新暦は、いわゆる“グレゴリオ暦”と海外で呼ばれているものです。

1582年2月にローマ教皇であるグレゴリウス13世が制定したのですが、今現在多くの国がこれを新暦として使っています。

簡単に言ってしまえば、世界共通暦(言語でいう英語みたいな存在)なんですね。

旧暦というのは、各国において新暦以前に使っていた暦のことなのでさまざまなのですが、ユリウス暦(主にヨーロッパ等で使われていた暦)やビジュラ暦(イスラムを中心に使われていた暦)・ローマ暦などが有名です。

 

季節感がズレている

「旧暦で~」と聞いたとき、


「まだ全然暑いのに秋なの?」

「暖房をつけているのに春?!」など、思ったことはないですか?

新暦と旧暦では季節感も少しズレているので、そのような現象が起きてしまうんですね。

そのあたりについてもう少し掘り下げてみていきましょう。

 

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旧暦の季節区分について

ではでは、旧暦においての季節区分について見ていきましょう。

そもそも季節区分というのはいわゆる四季のことで、四季はそれぞれさらにいくつかに分かれています。


 ちなみに…

この四季というのは日本ならではの風習で、二季(乾季・雨季)などで分かれている地域などもあることも頭に入れておいてくださいね。

ちょっと話がズレましたが、いわゆる四季なので、およそ3カ月ずつで分けることができます。

今回は新暦の場合と旧暦の場合を載せておきますので、比べてみましょう。

 

《旧暦の季節区分》

 旧暦新暦
1~3月
3~5月
4~6月
6~8月
7~9月
9~11月
10~12月
12~2月

ざっと数字で見ただけでも、いかにイメージや体感をズレているかが分かりますよね。

1月なんて「新春」とは書くものの、真冬真っ只中!というイメージですし、7月はまだこれから暑くなるような時期ですもんね…。

新暦ではだいぶ納得できる季節区分ではありますが、地球温暖化などの影響で、これも少しずつ変わっていくかもしれませんね。

とはいえ、四季というのは、一応この暦を元にしているので、およそこれだけの差があるというのは知っておいた方が良さそうですね。

 

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旧暦だと新年はいつ?

今度は、新年についてチェックしておきましょう。

今現在の新暦で新年といえば、おなじみの1月1日(元旦)ですよね。


旧暦の新年は、現在でいう“旧正月”と呼ばれる時です。

「旧暦の新年は、旧正月に含まれています…」という言い方の方が正しいかもしれません。

毎年定まった日ではないのが特徴で、およそ1月の末のほうから2月中旬ころまでに迎えることが多いです。

ちなみに旧暦においての1月1日は、ただの1月のはじまりの日であり、六曜においては先勝になるそうです。

新暦とは大きな感覚・認識のズレを感じますね。

 

旧暦はいつまで使われていた?

旧暦がいつから日本で使われ始めたのか…実はこれはハッキリしていません。

古代中国から伝わったということなので、日本でもかなり古い時代から使われていたのでしょうと言える程度。

では、いつまで使われていたのか?

旧暦は、明治5年に改暦され、翌年から世界共通の暦法である新暦が施行されました。

これによって、暦日が1ヶ月早められたんです。

この1ヶ月というのが、新暦と旧暦のズレとも言えるでしょう。

例えば、旧暦では7月15日だったお盆をの行事を、1か月遅らせた8月15日にするなどして調整されたんです。

最初はとても戸惑ったでしょうね…。

 

古き良き旧暦?!

旧暦と新暦、名前や使い方こそ似ているものの、想像以上にさまざまな違いがありました。

国によって大きくズレていた暦の考え方が、だんだんと統一されていったんですね。

とは言え、今現在でも「旧暦」は、文化や伝統面では日本においても大きな影響を残しています。

古くからのお祭りなんかも、旧暦が影響していることが多いのではないでしょうか。


 

冒頭でお話ししたように、未だにニュースなどで「旧暦では〇〇…」と表現されるのも、伝統を重んじる日本ならではかもしれませんね。

新暦・旧暦が混然としていると、ややこしく思うこともありますが、

それはそれで趣(おもむき)があって良い風習なのかも…と、少し大人になった(歳とっただけ?)私はそう感じます。

 

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One Response to “旧暦とは!新暦との違い・ズレ&それぞれの季節区分などわかりやすく”

  1. […] 旧暦とは? 『四季を愉しむ、にっぽんの暮らし』 […]

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