充分と十分の違い!どっちが正しい?使い分けのポイントとは!

「じゅうぶん」と読むこの二つの漢字。

【充分】と書く人もいれば、【十分】と書く人もいる。

どっちが正しいの?

きっとそんな疑問をもって、この記事にたどり着いていただいたのだと思います。

 

ここでは【充分】と【十分】、どっちが正しいのか?

使い分けの法則があるのかどうか?

について、説明していきます。

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充分と十分の違いとは!どっちが正しい?

「充分」と「十分」は、現在では同じ意味を持つ言葉として使われていますが、

もともとは区別された別の言葉として使われていました。

それぞれの感じを一文字ずつ考えてみましょう。

 

 
  • 数に名前、1、2、3…と数値が増えて、10まで満ちる事。
  • 数詞や段階を踏んでいくために数える(計測する)状態。
  • 全部揃っていることを意味する。
  • 縁起が良いとされていて、重視されてきた。
 

 
  •  余すことなく詰まる、担当する、足りない部分を埋める、満ちる、満たすなどの意味を持つ。
  • 長い・高いなどの意味も含まれていて、成長した、肥大した、などを意味することもある。
 

 
  • 物事の程度、割合や重さ、長さ、時間の単位。
  • 物事や程度の状態を示し、物の全体の一部、または分かれた部分を占める。
 

これらを踏まえて、それぞれの使い方の基準を紹介します。

 

充分
  • 物事や数量に満足できる事
  • 計測したり数値化したりする事ができない
  • 主観的に見ることが多い。
  • 文学作品で好まれて使われる。
  • 明治以降に十分=じっぷん、と読み間違えをしないために利用された。
  • 「充足」「充実」などの言葉のイメージから作られた。
  • 職務を果たす、という全く違った意味も持っているが今はあまり使用されない。
 

十分
  • 物事や数量が不足していない事
  • 数値化も計測もできる
  • 客観的に見ることが多い。
  • 公文書、法令、学校教育、新聞の用字用語集で使われる。
  • じっぷん、という読み方ができるため、時間の読み方に使われる。
  • もともと数値や割合を表すためにも使われていた。
  • 満ち足りて更にそれ以上に満足した時には「十二分」となる。
 

いかがですか?

なんとなく雰囲気が伝わりましたか?

 

ちなみに類義語としては・・・

  • 十二分…実力を十二分に発揮しよう。
  • 存分…思う存分楽しめた。
  • フル…この機械は毎日フル稼働する。
 

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充分と十分の使い分け!例文で紹介

ここでは例文をいくつか紹介します。

 

この料理をジュウブン堪能した。
  • 十分…お腹が量的に満たされた状態。
  • 充分…心、お腹が満たされて(内部から)満足した状態。
 

このコップには入っている水はジュウブンです。
  • 十分…コップに一杯に入っている状態。
  • 充分…満足するだけの量が入っている状態で気持ち的に満足している。
 

この状態ではフジュウブンだと思います。
  • 不十分…物事やその物体が量的に足りていない状態。
  • 不充分…心理的に不満を主張する時に使う場合がある。
 

ジュウブンに頂いたので、もうジュウブン満足です。
  • 十分に頂いたので、もう充分満足です。
このようにひとつの文章の中に両方の漢字が入っている場合があり、

これは「数量的に満足する」ほど手に入れて「心/精神的に満足した」状態を指します。

 

 さいごに

なんとなく雰囲気はつかんでいただけたと思いますが、

どちらも厳密なルールがなく、使う人の好みで使われることも多いのも現状です。

文章として書くときは、読みにくくない、または好みにあう方を使って大丈夫ですが、

戦後の字の統一に伴って一部の辞書では「充分⇒正しくは<十分>と書く」と記してある場合がありますので

どうしても迷った場合は「十分」を使う方が無難と言えます。

 

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